セルフメディケーション税制

みなさま、こんにちは☆
11月も後半となり、いよいよ冬の気配が気配ではなくなり冬が本格化してきておりますがいかがお過ごしでしょうか?
冬将軍の予報とともに、インフルエンザの情報もチラホラ聞こえてきてますので、予防接種や毎日の手洗いうがいを徹底して体調を崩さぬよう自己管理をしていきましょうね☆

さて、今回はセルフメディケーション税制についてです。
以前の記事でも紹介させていただきましたが、今回は少し掘り下げてお伝えしたいと思います。

高齢化の進行など要因として、国民医療費が年々上昇しています。平成26年度は前年同様40兆円超え(1人あたり約32万円)となっており、国の財政に大きな負担となっています。(参考:高額医療と負担のあり方
そこで国は適切な健康管理が行われている条件のもとで、軽度な身体の不調については自分で手当てすることを推進しています。

■適切な健康管理とは?
・特定健康診査(いわゆるメタボ検診)
・インフルエンザの予防接種
・勤務先で実施する定期健康診断
・保険者が実施する健康診査
・市町村が実施するガン検診

これら上記のうちのいずれか1つを受診し、確定申告をする際にこれらを受診した際の領収証や、事業主等の証明書などを添付すると、セルフメディケーション税制の適用となり一定の医薬品を薬局やドラッグストアで購入した場合に所得控除が受けられるといった内容になります。

ただし、受診さえしていればなんでもかんでも適用になるわけではありません。
前述した一定の医薬品が【スイッチOTC医薬品】と呼ばれるものになるのですが、あまり馴染みがありません。そして具体的にどの薬が対象になるかと言いますと、11月16日現在1,667品目という数があるのでとても覚えられません。
よって、対象となる医薬品の多くには

画像引用元:日本一般用医薬品連合会
こちらのロゴがついています。
当社の記事を読まれてる方は以前も目にした事がありますよね。
また、実際に店舗で目にされている方もいらっしゃるかと思います。
数ヶ月に一度、医薬品の見直しもあり厚生労働省HPへ記載があります。
リンク:セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について

このスイッチOTC医薬品というものは、医師が処方する医療用医薬品から転用された83成分を含む薬局やドラッグストアで処方箋なしに購入できる医薬品のことをいいます。
スイッチOTC医薬品には
・風邪薬
・胃腸薬
・鼻炎用内服薬
・水虫・たむし用薬
・肩こり・腰痛・関節痛の貼り付け薬
などがありますが、たとえこの税制の対象となる成分が入っている医薬品でも薬局で精製したものは対象外となります。

具体的には1月1日~12月31日までの1年間で12,000円を超えてスイッチOTC医薬品を購入した場合に控除が受けられます。控除額には上限があり88,000円までとなります。スイッチOTC医薬品の購入費用10万円まで控除の対象となるということになります。

例えば課税所得350万円の方がご自身、またはご家族の分の対象となる医薬品を年間30,000円分購入された場合、まずはその1年間で購入した費用の30,000円から12,000円を引きます。引いて出た額の18,000円が課税所得から控除されます。
所得課税350万円のこの方の場合の所得税率は20%、住民税率10%とすると
18,000円×20%=3,600円(所得税)
18,000円×10%=1,800円(住民税)
合わせて5,400円の減税になります。
この計算は日本一般用医薬品連合会リンク:知ってトクする セルフメディケーション税制でもできますのでお試し下さい。

また、【医療費控除】と【セルフメディケーション税制】は併用できませんのでご注意ください
今年は病院にかかることが多かった⇒医療費控除
今年は病院にはあまりかからなかったけど、市販薬を多く購入した⇒セルフメディケーション税制
という風に捉えて下さい。
上記のリンクでどちらの控除を使うべきかの計算もできますのでお試し下さいね。

あ・・・
適用になる!
となられた方☆
所得税の還付を受けるためには確定申告を行う必要がありますので是非手続きしましょう。(医療費控除、セルフメディケーション税制による控除ともに会社などで行われる年末調整ではできません。確定申告が必要です。)

この制度は現在平成33年12月31日までとされています。
今年は間に合わなかった方でもまだ節税のチャンスはあります。
年始から領収証を保管して、せっかくある制度ですのでかしこく活用しちゃいましょう!

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