介護保険制度

介護を必要とする人が適切なサービスを受けられるよう社会全体で支えあうことを目的として、日本社会の高齢化に対応したかたちで2000年4月に介護保険制度が開始されました。
介護保険料は「満40歳に達したとき」より徴収が始まりますが、この「満40歳に達したとき」とは40歳の誕生日の前日となり、その日が属する月から介護保険料の徴収が開始します。
○7月2日うまれの場合・・・7月1日が満40歳に達したときとなりますのでその属する月、7月分より介護保険料の徴収が開始します。
○7月1日うまれの場合・・・6月30日が満40歳に達したときとなりますのでその属する月、6月分より介護保険料の徴収が開始します。(1日うまれの方は注意が必要です。)

介護保険制度の財源は50%は国と地方自治体が25%ずつ税金で賄い、
残りの50%は
65歳以上の方(第1号被保険者)が23%
40~64歳の方(第2号被保険者)が27%
を保険料として負担しています。
第1号被保険者の介護保険料は国の基準を元に各自治体で2000年4月開始から3年ごとに見直され、また、2018年の保険料率改定では全体のおよそ8割の自治体で保険料の引き上げがありました。
・2000年~2002年 2,913円
・2003年~2005年 3,293円(13%増)
・2006年~2008年 4,090円(24%増)
・2009年~2011年 4,160円(1.7%増)
・2012年~2014年 4,972円(20%増)
※65歳以上の方の全国平均保険料

■第1号被保険者
介護の必要があると認定を受けた場合に、程度によって日常生活の支援や介護サポートを受ける際に介護給付を受けることができます。
■第2号被保険者
末期がんを含む16種類の特定疾病のいずれかに該当し、要介護認定を受けた人のみ介護給付を受けることができます。
1.がん【がん末期】
(医師が一般的に考えて医学的に回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症
4.後縦靱帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病※パーキンソン病関連疾患
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症
11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
介護保険第2号被保険者の要介護、要支援状態が特定疾患が原因かの判定は認定を申請した後、介護認定審査会で行われることになっています。
また、第2号被保険者の介護保険料は加入している健康保険の保険者が介護保険料率を決定し、所得に応じた介護保険料が給与等から差し引かれています。

▲サービス利用時の自己負担額も増加
第1号被保険者に至っては保険料の引き上げだけではなく、サービス使用時の自己負担額も増えています。
・2015年8月改定・・・2割負担
1)年間の合計所得金額 160万円以上
2)年金収入+その他の合計所得金額が
→単身世帯で280万円以上
→夫婦世帯で346万円以上

上記の改定に加えて新たな枠が増えます。
・2018年8月改定・・・3割負担
1)年間の合計所得金額 220万円以上
2)年金収入+その他の合計所得金額が
→単身世帯で340万円以上
→夫婦世帯で463万円以上
という改定が実施されます。

▲給付額も増加
制度が始まった2000年度の給付は3.6兆円、その後2016年度の給付は10.4兆円と16年で3倍近く増加しています。よって少子高齢化が進むとともに今後も改定による保険料の引き上げが予想されます。

高齢者の介護になくてはならないものとして定着している介護保険制度ですが、介護保険料を負担する若い世代の人口が減少していく傾向にあるので、今後更に様々な問題が出てくることでしょう。
法改正など、これからの動向に注目です。

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みなさまこんにちは!
ここ数日ムシムシとした日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
熱中症でダウンしてしまったというお声もちらほら聞こえてきます。
水分、塩分の補給をいつもより意識してこれからやってくる夏本番に向けて体調を整えていただきたいです。
気持ち良く洗濯物が干せる青空が待ち遠しいですね♪

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