働くことができなくなったら。②
「働くことができなくなったら。①」の後編です。
前編では就業不能となってしまった場合の公的保障をご紹介させていただきました。
後編の今回は保険商品についてお話したいと思います☆
■就業不能を保障する保険商品のいろいろ
就業不能状態となった場合の「傷病手当金の支給期間」や「公的年金の障害給付の金額」は、いずれも従来の生活水準を維持するのに十分なものであるとは言えません。
したがって、不足する部分については保険商品でカバーする必要があると言えます。最近では生命保険会社を中心に就業不能リスクをカバーする商品が出てきています。
保障の方法として、
就業不能の保障を単独で行うもの
死亡・就業不能・介護に関する各保障が一体化しているもの
などがあります。
一般的に収入の担い手については、死亡・就業不能・介護の保障ニーズはそれぞれ別のものではなく、同時に発生するものと考えられます。
世帯でこれらのリスクに備えられているか確認しましょう。
■就業不能の定義に注意!
この保険商品は、保険金の支払事由である「就業不能状態」の定義について、しっかりと把握しておくことが重要です。
そのひとつとして、一般的に「保険会社が約款で規定する状態である」ということがあります。
・病気やケガでいかなる職業にもつけないもの
・所定の病気により、一定の障害状態が回復しない状態であること
などが代表的なものです。
これらに加えて公的年金の障害等級や、公的介護保険の要介護度がが一定以上であれば保険金が支払われるものもあります。
■保険金が支払われるまでに一定の期間が必要なものも
このタイプの保険商品の中には、保険金が支払われるまでに60日や180日など所定の期間、保険会社が定める状態が継続していることが必要となる場合がありますので注意しましょう。
また、一定の障害等級に該当していることが要件となっている場合には、その決定までに初診日から1年6ヶ月の期間を要します。
これまで述べてきた就業不能を保障する保険商品は、【精神疾患は保障の対象外】である点に注意が必要です。このリスクについては、傷病手当金や公的年金の障害給付によるカバーは可能ですが、一般的に民間の保険商品でカバーすることはできません。
自らの健康とストレスの管理、収入を家族全体で得るなどの保険以外のリスクマネジメントが必要です。
働くことができなくなった場合のリスク。
生活していく上で身近なリスクです。
ご自身やご家族の万が一、ちょっと考えてみませんか?
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年の瀬ですが、大掃除は進んでらっしゃいますでしょうか・・・?
前にお話した漫画本処分・・・の前に十数年眠らせていた息子の洋服が旅立ちました。
ずっとケースに入れたまましまい込んでいたので、痛みなど劣化が心配でしたがほぼ全てが綺麗な状態で友人宅へ引き取っていただきました。
ひとつひとつに思い出があり、涙ぐみながら仕訳しましたがこれからまた活躍してもらえるなら!喜んで!と(泣笑)
次こそは本の処分を・・・。