変化する保険
変額保険という選択肢
- ちょっと引いちゃうネーミング
【変額保険】と言われた時にどんなイメージを持ちますか?
「不安定な感じ」「リスクがありそう」住宅ローンの変動金利のイメージを持つ人もいるかもしれません。
わたしたち日本人は変わることに怖さを感じやすいようです。それは安定や現状維持の方が将来が想像しやすいからです。
時代は200年に一度の転換期。実は変わらない事の方がずっと怖いという事を理解しなければなりません。
私たちはこの200年を作ってきた人たちのもとで生活しています。その人たちは200年前の転換期を乗り越え安定を築いた人たちです。今その常識が大きく代わる時が来ています。親世代や祖父母、3代くらい前までの常識が非常識となる過渡期です。
まずは変わらなければ取り残されるということを理解しましょう。 - 変額保険ってどんなもの?
変額保険は、保険料を運用し、その運用成果によって保険金や解約返戻金が変動する保険商品です。運用がうまくいけば、受け取る金額が増える可能性がありますが、逆に運用が悪ければ元本割れのリスクもあります。
今はファンドという運用のメニューが多数用意されていますので、リスク回避もしやすくなっています。
メリット
- 資産運用の可能性: 運用が成功すれば、保険金や解約返戻金が増える可能性があります。
- 生命保険料控除: 所定の条件を満たせば、生命保険料控除の対象となり、税金の控除を受けることができます。
- 死亡保障: 被保険者が死亡した場合、基本保険金額が支払われます。
これはNISAやiDeCoにはない保険だけのメリットです。
デメリット
- 元本割れのリスク: 運用が悪ければ、払込保険料の合計額を下回る可能性がありますが、ファンドメニューの中には元本割れしないメニューもあります。
- 諸費用の負担: 保険関係費や運用関係費が差し引かれるため、実際に運用に回る金額が減少します。運用関係費用を上回る利益を出すためには長期で運用する必要があります。
- 終身保険の代わりになるもの
皆さんは終身保険にご加入していますか?これは一生涯の死亡保障なのですが、積み立て型の死亡保障です。
終身保険は今まで貯蓄と保障の2つの役割が出来る保険としてとても人気でした。
しかし日本の利率が下がってきたため貯蓄として魅力がなくなってきました。
払ったお金が貯まるどころか減るようになってしまったからです。
これでは貯蓄ではありません。その後保険会社は高い外国の金利を使い外貨の終身保険を作りました。
日本の金利ではお客様に満足のいく終身保険が作れなくなったからです。そしてさらに積極的に増やしていく方法として変額保険をつくりました。
これは終身保険と有期型(満期のあるタイプ)があります。今までの終身保険の進化版ともいえるでしょう。
- まとめ
いかがでしたか?
国が投資を推奨してから投資を始める方が増えています。終身保険を変額保険に切り替えて運用しながら備えるのも一つの方法です。
限られた資金を有効活用するためにも別々に考えるのではなく、貯めるなら運用する事を意識してはいかがでしょうか?万が一の保険がついている変額保険は終身保険の代わりとして今の時代に合っていると思います。
変額保険についてのご質問やご不明点はお問い合わせください。