ガン最前線
みなさま、こんにちは!
十和田市内では運動会シーズンとなり、わたくしも先日息子の応援へ行ってまいりました。
寒空の中青春真っ只中の生徒達を見ていると
自分の学生時代を思い出し、懐かしかったです。
寒暖の差が激しいので、体調など崩されませんよう
暖かくしてお過ごしくださいませ*
さて今回は、
『ガンの最新治療』
についてのお話です。
みなさんもご家族やご親戚、友人や知人でガンにかかった方をご存知かと思います。
それくらい現在はガンという病気が身近に存在します。
大体が「手術」という選択をされているのではないでしょうか?
ガン治療には
・手術
・放射線治療
・抗がん剤治療
の3つがあります。
そしてこの3つの治療法はここ10年でそれぞれ飛躍的に進歩しました。
手術に関しては
■内視鏡的粘膜切除術(EMR)
■切開剥離法(ESD)
■腹腔鏡手術
■ダヴィンチ ………など
これらは術後の回復が早く体にかかる負担が少ない方法として選ばれています。
放射線治療に関しては、ガン細胞だけに照射できる
■陽子線
■重粒子線
■サイバーナイフ ………など
放射線による副作用を最小限に抑えた治療法が確立されてきています。
抗がん剤治療に関しても、
■動注化学療法
■分子標的薬 ………など
いずれもガン細胞だけに作用するような薬ができてきました。
副作用をなるべくなくし、社会復帰ができる状態までに回復することが
現在可能となりました。
ただし、選択を間違えなければ・・・。
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ここで怖いお話をひとつ。
54歳Aさん。
とある日、健康診断によって胸部のレントゲンで3センチの影が見つかりました。
気管支鏡検査でガン細胞は認められませんでしたが、主治医は
疑わしい影があるため手術する
と言います。
Aさんはセカンドオピニオンの提供を決め、検査情報を提出しました。
後日、検査前に風邪で高熱を出していたことが原因の
『肺炎の影』
であることがわかり、引き続き臨床専門医のもと経過観察をしていくことになりました。
これは疑わしい影に対し手術を勧められたケースです。
Aさんは危うく肺炎で手術をするところだったのです。
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実際のところ、肺炎と肺がんの影の区別は難しいそうです。
しかしながら体にメスを入れるのは一大事です。
実際に手術が行われていたら術後の生活に大きな影響が出たことでしょう。
今回ご紹介したケースはセカンドオピニオンによって
しなくても良い手術を
しなくてもよく済んだ
お話でした。
いかがですか?
いざ自分に置き換えて考えてみると・・・
ちょっと考えてしまいますね。
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次回更新は5月23日です☆